MESJについて
Methanol Energy System Japan(MESJ)は、メタノールを基盤とするカーボンニュートラル社会の実現に向けて、情報発信、月例セミナー、産業連携、政策提言、国際連携を進めるために設立された活動体です。
MESJは現在、中村潤児が代表を務める個人事業として運営されています。中村潤児は、筑波大学名誉教授、北海道大学触媒科学研究所客員教授として、長年にわたり触媒化学、表面科学、エネルギー変換に関する研究に携わってきました。特に、CO₂からのメタノール合成に関する触媒研究については、1993年より継続して取り組んでおり、活性点および反応メカニズムの解明を中心に、国際的に研究を展開してきました。
MESJは、特定の企業、政党、行政機関に属するものではありません。科学的知見と定量的分析に基づき、メタノールを基盤とするカーボンニュートラル・エネルギーシステムの可能性を社会に提案する、独立した活動です。
現在は、月例セミナー、出版・動画による情報発信、企業・研究機関・行政関係者との対話を中心に活動を開始しています。今後、関心を持つ企業・機関との連携が本格化する段階で、合同会社等の法人化を検討しています。
また、将来的に複数の企業、研究機関、行政関係者が継続的に参加する段階では、企業コンソーシアム、任意団体、または一般社団法人等の形態についても検討していきます。
パートナーシップ制度、会費、活動内容、参加規約等については、今後、関係企業・機関との対話を通じて具体化し、必要に応じて公開いたします。
略歴
中村潤児 (なかむらじゅんじ)
昭和58年 北海道大学工学部合成化学工学科卒業
昭和60年 北海道大学大学院工学研究科合成化学工学専攻修士課程修了
昭和63年 北海道大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了(理学博士)
昭和63年 米国Indiana University博士研究員
平成元年 米国University of Washington博士研究員
平成2年 筑波大学物質工学系講師
平成7年 筑波大学物質工学系助教授
平成18年 筑波大学大学院数理物質科学研究科教授
令和4年 九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授
(令和5年より同特任教授)
令和8年 4月1日~ 北海道大学 触媒科学研究所 客員教授
専門
表面科学と触媒化学の融合的研究
(研究テーマ:CO2からのメタノール合成触媒、CO2の電気化学的転換、燃料電池電極触媒、炭素の反応性と局所電子状態、ミトコンドリアの代謝機構)
主な受賞
平成4年4月1日 触媒学会奨励賞
受賞題目「金属単結晶表面上の炭素種および酸素種の生成挙動と速度論的研究」
平成28年度 日本表面科学会フェロー
業績「触媒モデル表面を用いた反応機構・活性点構造の解明」
平成28年度 日本表面科学会学会賞
受賞業績「モデル固体触媒の活性サイトと反応メカニズムの研究」
平成30年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門
受賞業績「表面科学的手法を用いた固体触媒機能の解明に関する研究」
平成30年度 触媒学会学会賞(学術部門)
受賞業績「表面科学的手法によるモデル触媒の活性点および反応機構の解明」
令和5年度 触媒学会教育賞
受賞業績「表面化学に関する書籍の発刊による教育活動への貢献」
令和8年度 日本表面真空学会 栄誉会員
